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エコとエゴの狭間

ここ数年ですっかり定着した感のある「ロハス」という言葉。地球環境問題だのエコロジー
だのといった一見正しそうなこの言葉たち。志無巻、大嫌いなのでございます。地球の

温暖化や、環境保全に興味がないというわけではないのです。好んで動物園に通う程度

には動物を愛しておりますし、その動物が暮らす自然環境、ひいては地球温暖化だって

気になります。カエルのツボカビだって心配しています。ただ志無巻は「自分は地球に

優しい」と自負している方たちからエコではなくエゴを感じることがイヤなのでございます。


「家庭排水が水質汚染を招く!」
だからといってオイリーパスタを食べた後の皿を熱めのお湯でいつまでもひつこく
洗うのはいかがなものか?そのお湯を沸かす為ににいくばくかの資源がムダに
なってはいませんか?


「マクロビオテックに則り玄米を!」
ご本人の自由ですが、土壌の有害物質はお米の胚芽部分に蓄積するはず。
安全でおいしい玄米を入手するのは至難の業なのではないでしょうか。胚芽を
取り除くことで安全度もおいしさもUPし、おまけに消化の良い白米を親の敵かの
ように非難しなくても良いではありませんか。


「ホットヨガでロハスな健康生活」
数年前より流行しているヨガですが、あれはオシャレ筋トレですよ。もしくは
オシャレ体操。そのヨガをホットにすることで発生する二酸化炭素について
考えていただきたいものでございます。湿気の多い日に外で太極拳でも
やってなさい。


エコとエゴの狭間で漂う日本人。そんなにエコロジーな暮らしがしたいなら江戸の暮らし
を踏襲し「購入・消費」をするのではなく「再利用」をすればよいではありませんか。そして
それを黙って実践する奥ゆかしさが欲しいと思うのでございます。

看板計測員

最近、東京の繁華街をあるいておりますと「路上喫煙禁止チーム」や「駐禁チーム」など

何かを取り締まっていると思われる制服チームをみかけます。現在志無巻が通勤して

いる新宿では既に日常の光景。路上喫煙など発見された日には公衆の面前で怒られた

挙句、罰金までむしられるという屈辱的な目に会うのでございます。


数週間前のこと。取り締まり系の制服を着た二人組みの男性が前から歩いてきたのです

が、何故か手にはメジャー。不思議に思って足をとめ観察してみたところ彼らは敷地から

はみ出した看板の「はみ出し」部分を計測している模様。どうやら規定があるらしく一定の

センチ以上ハミ出していた場合は「撤去せよ」風なステッカーを貼っていくのでございます。

なんと不毛な作業!!バツゲームなのか?しかしそんな志無巻の思いには関係なく淡々

と看板を計測していく彼ら。


あっけにとられて観察しているとターゲットとなっている看板は居酒屋のメニュー看板から
エステの案内板、不動産屋の物件情報などなど。「看板」であるということ意外はなんら
関知していない様子。はみ出した量よりも看板の内容のほうが問題なのでは???


新宿という場所柄でしょうか路上には胡散臭い看板や、あからさまに怪しい呼び込みの
若者などもワラワラと存在しています。そんな数センチはみ出した看板を取り締まるほど
カネと時間があるのなら実際に問題を起こしている店舗なりを摘発したほうが、よほど
街のためになろうというものでございます。どうか取り締まり員である彼らが酔っ払いに

絡まれ「税金の無駄遣いしやがってよー」などといわれることのありませんように。

愛憎の果て

海の日がらみの3連休。初日は台風が直撃してしまったのですが、今回のたびの目的

である「瀬戸内の島へのキャンプツーリング」は2日目から決行。今年も無事に開催の

運びとなりました。2泊するならペース配分も抜かりなく執り行うところなのですが何せ

今回は1泊のみ。思わず徹夜をしてしまった早朝のことでございます。


何やら若手女子が集まってヤイノヤイノやっているではありませんか。どうしたの??

華やぐ雰囲気に吸い寄せられるように近づくとどうやら「コイノハナシ」をしている様子。

中心にいるのは若干ハタチの若手ホープ女子代表。どうやら彼女が最近別れたオトコ

というのが攻撃の矛先のようなのですが…この理由が「昔スキだった女が忘れられ

ないから」だというのです。よく耳にする理由ですが、そんなクズやめといた方が良い

のでは?しかも交際期間はたったの2ヶ月だそうでございます。


「でもね、悪い人じゃないから…でもね、付き合ってるときは私だけ…でもね…」


周囲がいくらブーイングをしようがダメを出そうが「でもね」と別れた男をかばうホープ。

うーん。痛々しいではありませんか。そして何といじらしいこと。まだスキ!全開でござ

います。その気持ち、どうせならきちんと受け止めてくれる男にぶつけましょう。


若人が悩んでいるというのに徹夜明けの回らない頭でロクな意見もいえなかった志無巻。

帰ってきてから少々反省。そして徹夜明け&メイク半剥がれで恐ろしい顔であったことと、

若手の彼女たちとの年の差が干支一回りでは足りないことに気が付いてしまい帰京後

一人で大反省会を開催したのでありました。主催者の漫談に笑い転げている場合では

ありませんよホントに。

母からの便り

海の日がらみの三連休。金曜の午後から休暇を取得していた志無巻は台風迫りくる中

海を渡り四国は徳島県にて友と合流→21時頃にはすっかり出来上がっておりました。

そこに母かじめより一本の電話。外は台風。西日本の志無巻の実家も台風に襲われて

いることでありましょう。家の屋根でも吹き飛んだかと少々心配品がら電話に出ると


か「ふのり?今どこ?」


まずい。そういえば徳島にきていることを伝えていなかったかも。「東京-実家」ならば

「徳島-実家」のほうがはるかに近距離。そんなところにいるのならちょっと頑張って

実家にも顔を出せ!とお説教のひとつも食らう覚悟で…


ふ「え?徳島。トモダチのトコ」

か「とくしまぁ?まぁそんなことどうでもいいわ」

ふ「(どうでもいいんかい!)なんかあったの?台風大丈夫?」

か「そうなのよ!台風!明後日からスイスに行くんだけど」

ふ「え?なに?スイス!?」

か「そう。スイス。飛行機飛ぶかしらねぇ。」

ふ「飛行機飛ぶかの相談?」

か「あ!違った!免税何か買ってこようか?」

ふ「いや…別に…」

か「あらそう。じゃーねー」

プチ。ツーツーツー…


母かじめ。世界を飛び回る自称45歳、推定68歳。元気なのは良いことですが今回も

父まつもはお留守番 だったようでございます。

旅立ち

ここ数年、7月の3連休になりますと、瀬戸内海の小さな島へと旅立つ志無巻。目的は

そう、ネタの宝庫といっても過言ではない、あるイベントに参加するためでございます。


今年は飛行機に乗り、四国経由での参加。ベストカップル賞 のあの夫婦のお宅訪問も

かねてちょいと旅立ってまいります。帰京のさいには沢山のネタを拾えていますように。


のっけから台風がチラつきネタの予感はいたしますが。。。