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転職マニアへの道 ~後編~

その営業マン、軽薄で女癖が悪く、ギャンブルのやりすぎで借金が7桁の大台に乗って

おりました。ヒトとして、男としては疑問符を投げかけたくなる要素満点なのですが…

仕事はデキるのでございます。しかも物凄くデキる!一緒に仕事をしていても段取りや

手回しがいいのは当然のこと、周囲に迷惑や負担をかけるようなことは絶対にありません。

売り上げもナンバーワンならお客様からの人気もナンバーワン。!


会社倒産とともに彼のもとには引き抜きのオファーが殺到したのは当然のことでしょう。

惰性でダラダラ会社に通ってきていたオッサン達が廃人と化していくのとは天地の差で

ございます。この営業マンと結婚した嫁の気持ちは理解できずとも引き抜をかけてきた

取引先の気持ちは理解できるような気がします。


出来る人材はどこでも欲しいもの。結局、彼はこの強制的転職で年収が倍近くにまで

跳ね上がり地位も向上。彼に関しては会社の倒産は吉と出たのでありました。一方、

志無巻はと申しますと…引き止める無職の彼らを振り切り6年間で培ったスキルだけを

頼りに東京へ。地方には仕事がないのでございます。


会社倒産を機に転職などたいした問題ではないという認識に至った志無巻はその後

何度か転職を繰り返します。しかしどこの会社へいこうとも彼を上回る営業マンは

現れることがありません。出来る営業マンはここまでに希少価値が高いものなのか。

社名よりも、肩書きよりも、優秀な営業マンと一緒にお仕事をしたいと思うのでありました。

更新予定表

週3回更新を予定しておりました■■無職牛乳■■ではございますが、旧作UPの
兼ね合いもございまして


     月曜日→仕事探しの無職牛乳。新記事1本

     火曜日→仕事探しの無職牛乳。旧記事2本

     水曜日→生活の中の無職牛乳。新記事1本

     木曜日→生活の中の無職牛乳。旧記事2本
     金曜日→恋愛に於ける無職牛乳。新記事1本

     土曜日→恋愛に於ける無職牛乳。旧記事2本


週6回更新と相成りました。以前のブログをお読み頂いておりました皆様には相変わらずの
月水金更新でございますが、多少の手直しを入れてまいりますので新作・旧作あわせて
お読みいただければと思います。


志無巻ふのり

恋愛に於ける無職牛乳

やってきました金曜日!志無巻の本領発揮 「恋愛に於ける無職牛乳」 でございます。


ここでひとつ注意点なのですが、通常、婦女子が愛だの恋だのをネタにするときには

自分視点の現在進行報告型か、さして役にも立たない大きなお世話アドバイス型か

下心満載の男性諸君をエロサイトにいざなうためのトラップ型か。たぶんこのどれか。

勝手に断定。


いらっしゃらないとは思いますがそのテを御希望の方にはごめんなさい。申し訳

ございませんが、その類は一切やりません。やってもいいかなと思うのは、どの

トラップにどれぐらいの数の男性が引っかかるかの実験ぐらいのものでございます。


ここは■無職牛乳■→「無職牛乳的人生計画」 を唱っているブログ。しかも志無巻は

32歳・本厄・独身・ペットなしの極楽トンボ。世間では負け犬呼ばわりされているようです

けれども自分および周囲をみわたしてみても恋愛ネタにはコト欠きません。


「どうして男はああなのか?」 「どうして女はこうなのか?」 一説によると脳のメカニズムの

違いだとかなんとか言いますが、そういったレベルでは理解の範疇を超え志無巻を悩ま

せる男ども、女ども。お心当たりの方もそうでない方も志無巻の魂の叫びに耳をお貸し

くださいませ。

生活の中の無職牛乳

週の真ん中、水曜日「生活の中の無職牛乳」でございます。世の中に転がっている

理不尽や不条理、摩訶不思議なヒト・モノ・デキゴト。そういったものを志無巻の視点で

バッサリやってみたいと思っております。


夏休みの自由課題の定番・アリの巣作り観察日記のような地味なものから、NASA宇宙

ステーション規模の壮大なものまで、志無巻の目に留まったという理由でだけで無節操に

幅広く取り扱う「生活の中の無職牛乳」。


人が生活をしていくということは常にネタが転がっているということと直結しております。

小学生の夏の絵日記のように「特にナシ」といった記述はあり得ません。志無巻日記的

要素を過分に含む水曜日の■■無職牛乳■■ですが他の曜日では書けないことを

集約してまいりますので是非お楽しみくださいませ。


たまには検証のため街へ飛び出すこともあろうかと思われます。見かけた際には暖かい

目で見守ってやってくださいませ。またご協力いただければ幸いに存じます。

仕事探しの無職牛乳

本日、月曜日は「仕事探しの無職牛乳」でございます。無職→仕事探し。なんと安直。

その昔、日本ではバブルと呼ばれた時期があったそうです。働く側が仕事を選べて

給料もトントン拍子で上がっていく。そんな夢のような時代が現実に存在したので

ございます。


ウソだと思われる若い方は、その辺にいる30代後半より年上の方に聞いてみてください。

アタリが良ければ目をキラキラさせて語っていただけることでございましょう。ただし

それ以上の接触は避けたほうが賢明かと思われます。彼ら同様バブル妄想の虜になる

恐れがあり危険です。


志無巻が新卒として意気揚々と社会に羽ばたこうとした時期、ちょうど「就職超氷河期」の

ハシリの頃で既にバブルは崩壊しておりました。アルバイトだろうが派遣だろうが正社員

だろうが働こうと思ったら、書類選考、面接、時には筆記試験など数々の難関を突破

しなければなりませんでしたし、それは現在でも変わりません。最近少々難関度が

上がっているような気もしますがこちらのレベルも上がっているのでそこは差し引きゼロ。

というか既に楽しんでいる節すらみられます。


これまでに志無巻が遭遇してきた涙が出そうなほど立派な面接官や失礼極まりない

企業様、さらには志無巻が選考する側だった頃、実際に目にしたに興味深い応募者の

事などを書いていこうと思います。面接段階で職場の危険臭を嗅ぎ分けるために是非

このブログを御活用ください。