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ザ・勧誘~読売新聞~

引越し翌日から、オッサン、お婆ちゃん、ビジネスマン風と手を変え品を変え勧誘にやって

くる読売新聞。最近では3ヶ月に1度ぐらいの割合で大学生と思われる若い男子が勧誘に

くるようになりました。しかも今のところ全員男前。ハズレがいないのでございます。もしか

して負け犬リストでも作っているのか?と思われる見事な人員配置。


そして先週のこと。風邪で声が出なくなっていた志無巻がノーメイクでキッチンに立って
おりますと…ピンポーン!と響くチャイムの音。ネズミが出没するレベルのお部屋には
インターホンなどという気の利いたものもなく、扉越しに「はぁい」と反応。我ながら見事な
ハスキーボイス。完全にオカマでございます。何用かと問うもイマイチ要領を得ない答え。
面倒になってガチャリ!と扉を開くとそこにはうら若い男子。隣にでも引越ししてきたか?


「あの、ボク、この辺の新聞配達をしていて…」


あぁなんだ読売新聞か。相変わらずの手口使いやがって、しかし扉を開けてしまった
のは失敗だった、こいつらヒツコイからなぁ…ん?まてよ。


「あらぁ。うち新聞いらないのよぉ。ごめんなさいねぇ。」


とオカマボイスをフル活用してみたのでございます。すると…


「えっと…3ヵ月だけとかでも・・・ダメ、で…すか…ね??」


あのヒツコイ新聞勧誘が徐々に後ずさりをしているではありませんか。ほう。怖いか。


「だってぇ、ネットでもよめちゃうしぃ、ゴミも増えるじゃなぁい?かさばるしー」


普通はこの程度ではひるみません。紙のほうがよみやすいし、ゴミは責任をもって

回収に来ます!ぐらいのことは言うのですが


「そ、そそ、そうですよね。ハイ!すいませんでした!」


と左手に持ったゴミ袋を差し出すことも無く、猛ダッシュで逃げていったのでございます。
確かに病み上がりのノーメイクにハスキーボイスで語尾を伸ばす志無巻は恐ろしかった
ことでしょう。ともすれば妖怪でございます。しかし若者よ、新聞の勧誘などという胡散臭い

仕事に手を染めていればもっと怖い目にも会うこともあろうというもの。これを乗り越えプロ

になるのか、まっとうな道を模索するのかは若者次第。できればまっとうな道をみつけて

欲しいものでございます。どうでも良いのですが、次回からマッチョ・マンが勧誘にきたら

どうしようかしら…

営業マンに必要なもの





こちら新宿にて発見いたしました不動産屋の立て看板。そもそも立て看板の存在そのもの
が違法ではないかと思われるのですが、そんなことより赤いハートで囲まれたこのコピー。
イケメンで癒し系…ホスト崩れが出てきそうな気配ムンムン。イケメンも癒し系も不要でござ
いますので会話の成り立つ、仕事の出来る営業マンをお願いいたします。しかもカモンて。

敏腕エステシャン【後編】

良心的なエステサロンを発見 した志無巻。よかれと思い友人に情報を流したの

ですが…友人曰く「あの店こわい!」とのこと。えええ???何でなの???


志無巻の場合
①ジェルやクリームなどのケア・アイテムは保湿と冷却が出来ていれば購入不要
②毛の生えるサイクルと脱毛システムのしくみについて丁寧に説明
③これだけサロンがあれば選ぶほうも困るであろうという配慮


ベテラン風の担当エステシャンの対応は上記のようなものでとても安心して契約する

ことができたのでございます。たかが4400円とはいえ、脇の下にワケのわからない

光線をあてて毛を落とすというのです。落ちても落ちなくてもちょっと怖いではありま

せんか。安心は信用へと続く重要ファクターなのでございます。


友人の場合
①ジェルやクリームなどのケア・アイテムの購入を執拗に強要→頑なに拒否
②脱毛未経験だと告げると小馬鹿にした態度でシステム説明
③他のお客さんと掛け持ちでの対応


オバチャン・エステシャンの対応は上記のようなものだったそうでございます。これ
ホントに同じ店?と思われる対応の差。しかも掛け持ち対応されていたお客さんは
数十万円のコースを契約させられていたそうでございます。友人曰く


「数万のジェルであれだけゴリ押しするんだから、数十万だともっとゴリゴリでしょ」


確かに。友よ!よく逃げてきた!しかし同じ店舗でこうも違うものなのか。どちらも
敏腕エステシャンには違いないのでしょうが、どうせ磨くなら、施術の腕と気持ちの

良い接客の腕を磨いてほしいものでございます。次回の施術の際、ゴリオシエステ

シャンが出てきませんように…

激闘!京女!

3代続かなければ江戸っ子とは言わないというルールがございます。同じように京女も

京都生まれ京と育ちが3代続いてようやく「京女」と呼ばれるのだそうでございます。この

京女、響きと言葉遣いは柔らかくたおやかなのですがかなりの強敵なのでございます。


キラキラ・ゴリラ家は京都のおうち。母ゴリラが怪我をして入院したときのこと。彼とともに

週2~3のペースで見舞いに訪れていた志無巻に


「ふのりサン、良かったら…これ持ってかえって食べて」


と毎度のように差し出されるミカンやリンゴやバナナなど。間違ってもイチゴや桃は混在

しません。断るのも悪いと思い「ありがとうございます」と笑顔で受け取っていたのすが…

これが大間違いだったのでございます。入院から1ヶ月その日も差し出されたオレンジを

受け取った志無巻に対しこんな言葉がかけられます。


「あんた…何でも持って帰って…ほんまに遠慮の無いコォやなぁ」


はぁ…何のことだか理解できず生返事をしつつその場を立ち去ったのですがあの口調

どう聞いてもトゲトゲの悪意満点。どう聞いてもイヤミ。しかも「あんた」って…


どうやら京都では「一度断る」という暗黙のローカル・ルールがあるそうなのです。京都

では志無巻のように素直に受け取るのは「非常識」だということなのですが、知りませんよ

そんなこと。こっちは断るほうが失礼だと思って受け取っていたというのに。耳に柔らかく

たおやかな京言葉の裏側にびっしり埋め込まれた棘と針。ぷすりと刺されぬよう京女には

御用心くださいませ。

敏腕エステシャン【前編】

夏を目前としたこの季節、婦女子のアタマを悩ませる2大テーマといえば贅肉とムダ毛。
志無巻とて例外ではございません。贅肉のほうはスポーツジム に通い始めたのでよしと
して、問題はムダ毛。脱毛テープやワックスでバリ!っとやっつけるのも、毛抜きでチマ
チマ格闘するのも、剃刀片手に流血の大惨事になるのももうイヤだ!


というわけで今年はフリーペーパーとネットでのリサーチを元に永久脱毛に手を出して

みることにいたしました。


その1~脱毛専門サロン~レーザー処置
広告プラン…キャンペーンで5000円(2年で6回)
予約を入れて店を訪ねるも予約は通っていない模様。待合室に通され
担当者と名乗る若い女性が登場したのですが「えー!ホントですかぁ?」
「ダイジョブですかぁ?」を連発。少々イラついてきたところに「えっとー
そのキャンペーンわぁ、終わったのでー、ワキだとぉ、1万円のコースに
なりまぁす」おぉっとそうきたか。それなら他の店を当たりますので結構
ですわ。というわけでこちらは却下


その2~脱毛専門サロン~非熱式脱毛
広告プラン…5000円(1年で6回)
予約をしていたことを完全に忘却。ただ時が過ぎ去ってゆきました。
しかしこの「非熱式」ネットでの評価はとても微妙でございます。


その3~エステサロン~レーザー処置
広告プラン…4400円(3年で6回)
出来たばかりで、本業はエステサロンだとのこと。同年代のエステシャンが
登場し、落ち着いた雰囲気の中サクサクと説明終了。好感の持てることに
「専用のジェルなど購入していただくと2万円を軽く超えるんですよ。保湿と
冷却ができていれば問題ないので買っていただく必要はありませんよ」と。
うーん。手馴れてますな。お値段も手ごろ、押し売りもなし。こちらで決定!


というわけで3件目で契約をした志無巻。10日ほどしたあたりでポロポロとムダ毛が抜落ち
てまいりました。おぉ!抜けた!1/3程度はいなくなった模様。これなら6回通いきった
頃には本当にツルツルかも!やるじゃんエステサロン!これなら友人にも教えられます。
というわけで友人に情報を流したのですが…


つづく→